初めて書を学ぶ方にも丁寧に指導いたします。
また、漢文やご自身が作った和歌を書に表したり、その方の趣向に合わせて楽しく学べます。
毎年10月に開催される学園文化祭では、受講生の作品を表装し展示発表します。
2021年 文化祭展示の部 本多先生と学生の皆さん
本多 典代(玉薊)先生
元 私立華頂女子中学高等学校教諭
学校心理士
すず教育相談研究所所長
YIC工科大学校カウンセラー
京都府私学修学支援相談センターカウンセラー
京都シニア大学書道講師
書画の美を語る会事務局
京都府立鴨沂高等学校卒業
京都教育大学美術科書道卒業
高校時代、山内観先生の作品に魅せられ先生をもとめて京都教育大学美術科書道入学。卒業後京都の私立華頂女子中学高等学校に32年間勤務したのち、早期退職し書作家活動と心理カウンセラー業務に専念する
2022年度1学期の書道部の授業風景です。
広々とした教室で、本多先生のご指導を受けながら、皆さん練習をしておられました。
書道部では経験の有無に関わらず,個々に寄り沿った指導がいただけます。
筆を持つ楽しみを共有しましょう。
9月2日の書道部のキャンパスレポートです。
皆さん、文化祭に向けて制作した作品を先生に見ていただき、指導を仰いでおられました。それぞれ力作ばかりで、文化祭が楽しみです。
「特別授業 清水焼絵付け体験」
42期生 澤田 勇 さん
日常何気なく使っている言葉と文字、誰もが上手になりたいと思っています。綺麗に書きたい一心で入部してから、まもなく二年目を迎えることとなります。一年前世話役の一員となった私は「地産地消」をテーマにしようと考えました。特に近年"宴会、乾杯は日本酒、伏見の◯◯で"等と薦められています。そこで私達書道部で何か出来ないかな?と他の幹事二人に相談したところ、地場産業の「清水焼」にしようとまとまり、企画を進めました。講師の本多先生はいわゆる書道塾の先生ではなく、長らく学校で教鞭をとっておられたので指導の幅が広く清水焼の実習を、快く取り組んで頂く事が出来ました。
素焼きの器に「文字書き」を主とするのですが、立案から実施までおよそ半年を要しました。各自材料(形)の選択、文字と大きさ、書体等を決めた後、面相筆を用いて曲面に字を書く練習をして、愈々実施当日となりました。
半紙の様に書き損じは許されません。壊れやすい素焼、慣れない面相筆、筆を持つ手が少し震えます。書けた・・・‼︎緊張の2時間でした。本焼工程は陶芸家にお願いしています。約一ヶ月後窯出しがあり、やっと完成です。7月下旬教室に於て作品40点余が並べられました。仕上りの色はなかなかのもの。ガラスの様な艶。全員が予想以上の出来上りに大喜びです。大変有意義な授業でした。今ではお茶、ビアーカップ、果物の器にと活用し制作工程を思い出しながら、大切に使っています。
さて今年はどんな企画がなされるか?期待せずにおれません。書道部にはこんな楽しみがあります。体験入部大歓迎。お待ちしております。
※この記事は平成25年にいただいたコメントになります。