8月21日
テーマ:嵐電ぶらり各駅めぐり
―嵐電沿線の歴史と社寺史跡めぐり―
講 師:株式会社らくたび 代表取締役
若村 亮 先生
本日は株式会社らくたび 代表取締役、若村亮先生に御登壇いただき「嵐電ぶらり各駅めぐり―嵐電沿線の歴史と社寺史跡めぐり―」をテーマにお話しいただきました。
まずは地蔵盆のお話から。京都以外にはあまり知られていない行事ですが、土地の繋がりを強くし、それは地域の繋がりを強くし、そして防災に役立つとおっしゃっていました。子供さん達に喜んでもらえて、それが地域の繋がりを強くし、しいては防災に繋がるなんて素晴らしいなと思いました。
また、嵐電の駅名の由来などを聞いていると、「西院(さい)」は賽の河原から来ていると聞いて、そうだったのか!帰りに西大路四条にある高山寺に寄って、お地蔵さんを見に行こうと思います。「太秦」もその由来をお聞きして聖徳太子や秦氏に由来していると聞いてなるほどと思いました。太秦にある広隆寺のご本尊は聖徳太子像と聞いて、“黄櫨染御袍”(こうろぜんのごほう)も見たいと思いました。
秋の紅葉が美しい所も教えて下さいました。やはり嵐山!宝厳院や祇王寺等、行ってみたいと思います。
今日も楽しくてためになる授業をありがとうございました。
次回予告:8月28日
テーマ:ともに考える人生100年時代の健康
―救急医、老年内科医としての経験から ―
講 師:医療法人知音会
京都新町病院 副院長・医師
森 一樹 先生
8月14日
テーマ:<ファミリーデイ企画>
日本の伝統話芸と創造芸
落語・三味線落語・紙切り・玉すだれ・寄席の踊り・手品
講 師:落語家
林家 笑丸(はやしや えみまる)先生
本日は<ファミリーデイ企画>で、落語家 林家 笑丸先生に御登壇いただき「日本伝統話芸と創造芸」をテーマに公演いただきました。
先生は最初、後ろ面で踊りを踊ってくださり、次には紙切りで顔を、学生さんの横顔を切ったり、後ろ手でネズミを切ったり・・・その後で話して下さった「なべぞうり」が、頭の中では視覚的な、口の中では味覚が、舌触りまでも感じてしまい、あまり過去に例のない笑いを経験しました。
日本昔話も面白くて「こぶとりじいさん」「鶴?の恩返し」や、小さい三味線の三味小(しゃみこ)を使ってのお話し「老夫婦と医者」では笑いすぎて涙が出そうでした。
落語・三味線落語・紙切り・玉すだれ・寄席の踊り・手品等、多芸な笑丸先生の公演を拝見しながら、何もかも忘れて笑う笑う笑う!この時間こそが大切なのだと教えて下さったのだと思います。素晴らしいファミリーデイになりました。笑丸先生、ありがとうございました!
次回予告:8月21日
テーマ:嵐電ぶらり各駅めぐり
―嵐電沿線の歴史と社寺史跡めぐり―
講 師:株式会社らくたび 代表取締役
若村 亮 先生
8月7日
テーマ:江戸時代 京都の出版文化
―雅から俗へ―
講 師:京都府立大学 文学部教授
藤原 英城 先生
本日は京都府立大学 文学部教授、藤原 英城先生に御登壇いただき「江戸時代 京都の出版文化―雅から俗へー」をテーマにお話しいただきました。
版木を使った印刷は奈良時代からあったけど、西洋から入って来た活字版が江戸時代に入って活気づいたと教えてくださいました。
雅から俗(浮世草子)では『好色一代男』で世之介の3742人と在原業平の3733人の話を聞き、思わず笑ってしまいました。これで雅から俗(浮世草子)の雰囲気がなんとなく分かりかけたような・・・
また、上方の本と江戸の本について話された時、江戸時代は身分制で格が重んじられ、本においても格があったのだとか。『好色一代男』は本の形で格が分かるのだそうです。見せていただいたら、やっぱり他の本とは違っていました。当時は上方から江戸にくだってくる本は格があったのですね。上方からくだる。くだらない。・・・そうか・・・
江戸では漫画こそが文学だ!と大流行したそうで、先生が「文化をささえる物は出版です」とおっしゃったのが、確かにそうなのかも知れないと頷いてしまいました。
次回予告:8月14日
テーマ:<ファミリーデイ企画>
日本の伝統話芸と創造芸
落語・三味線落語・紙切り・玉すだれ・寄席の踊り・手品
講 師:落語家
林家 笑丸(はやしや えみまる)先生