8月29日
テーマ:災害時の食とトイレの備え
講 師:京都府立大学名誉教授
京都産業大学
保健管理センター所長
保健診療所長
東 あかね 先生
本日は京都府立大学名誉教授、京都産業大学保健管理センター所長、保険診療所長、東あかね先生に御登壇いただき「災害時の食とトイレの備え」についてお話しいただきました。
台風10号が日本を縦断している真只中の本日、「災害時の食とトイレの備え」と言うタイムリーな授業で、学生さん達は皆さん熱心に聞いておられました。
先生からの問いかけで建築に関して、耐震住宅に住んでいるとか、災害時の非常用の簡易トイレを備えている、そして食料品や水を備蓄している、と答えた人の割合が高かったのが、学生さん達の意識の高さの表れだと感じました。
また、食やトイレなどについても、災害に備えるグッズを紹介して下さいました。水を入れると60分で食べる事が出来る、通販で購入可能なワカメご飯は試食をさせて下さいました。そして災害トイレでは、大便と小便を分別することによって、堆肥にしたり、大便を一般ゴミに出せると言った事を教えて下さいました。
異常気象などによって対応していかなければならない事が増える中、本日の授業は学ぶ事が多い授業だったと思いました。非常用簡易トイレは災害になれば必須だと思っていたので、購入しようと思いました。
次回予告:9月5日
講 師:京都府立大学 文学部 教授
小松 謙 先生
8月22日
テーマ:データで見る京都観光
講 師:京都府立大学 名誉教授
関西国際大学 教授
国際コミュニケーション 学部長
宗田 好史 先生
本日は京都府立大学名誉教授、関西国際大学教授、国際コミュニケーション学部長、宗田好史先生に御登壇いただき、「データで見る京都観光」についてお話しいただきました。
まずは観光客のゴミ問題から。観光客が多い京都だけれど、厳しい市民の目もあってゴミ捨ては秩序が保たれて、市内は清潔に保たれていると言うお話でした。 観光客の50%は外国人と言う事で凄いな!と思いました。実際、2023年に行われた外国人満足度調査では、街の清潔さで大変満足と答えた方が70,7%を記録しています。こんなに観光客が多いのにこれだけ清潔に保てるなんて素晴らしいですね!
トランク持ってバス乗り禁止、のお話ではちゃんと市民の事を考えてくれているんだと思いましたし、ホスピタリティーの話でお客様の満足度を考えるのを聞いた時は面白い!と同時におもてなしの精神を思いました。
最後に教えていただいた年収200万円以下の所得層の納税が増加している。観光は低所得者層を潤している。若年、女性、高齢者が稼げる街になって来た、と聞いて大切な事だと思いました。
次回予告:8月29日
講 師:京都府立大学名誉教授
京都産業大学
保健管理センター所長
保健診療所長
東 あかね 先生
8月1日
テーマ:藤原道長と王朝時代
講 師:京都シニア大学 学長
京都市歴史資料館 館長
井上 満郎 先生
本日は京都シニア大学 学長、京都歴史資料館 館長、井上満郎 先生にお越しいただき、「藤原道長と王朝時代」についてお話しいただきました。
藤原道長はどんな人物だったのか?道長が書いた日記「御堂関白記」とは?「御堂関白記」から見えて来る道長の人となりについて、大変面白く、興味深く解説してくださいました。そんな人だったからこそ、この平安時代に極める事が出来たのですね!藤原実資の日記「小右記」では誰もが知っているあの有名な和歌「この世をばわが世とぞ思う望月の欠けたることもなしと思えば」についても教えていただきました。
また、昔の人達の命や死についての考え方についてもお聞きしました。昔の人はあまり本名を名乗らなかった理由は、読み間違えられると、当事者の命が削がれてしまうと思われていたとか、死と言う物のけがれから遠ざかるために、墓には高貴な人間は行かなかったと言うお話は、今からは想像もつかない物でした。
今日もここに来なければ聞く事の出来なかったお話を聞いて、学生さんたちは口々に、楽しかった、面白かったとおっしゃっていました。本当に井上学長の授業は素晴らしいと思いました。
次回予告:8月22日
講 師:京都府立大学 名誉教授
関西国際大学 教授
国際コミュニケーション 学部長
宗田 好史 先生