これまでの一般教養講座

一般教養講座 授業計画表 平成27年度

平成27年度 第3学期(2015年10月~12月)

平成27年度 第4学期(2016年1月~3月)

一般教養講座 授業計画表 平成26年度

平成26年度 第1学期(2014年4月~6月)

4月8日(火)は、「絵模様の絞り染め『辻が花』の魅力と技法」というテーマで、「辻が花染め工房 絵絞り庵」の福村健先生に講演を行っていただきました。

福村先生は、「幻の染め」と言われている「辻が花」の染色技法を復興し、継承されています。

「辻が花」とは、安土桃山時代に最盛期を迎えた染色技法の一つです。絵模様の絞り染めを基調とし、墨描き・摺箔・刺繍などを併用したものでした。当時のファッションリーダー的存在であった戦国武将達は、辻が花で染めた着物を好んで着ていました。しかし、染めの工程の難しさや、友禅染の発達により、その存在意義を失い、自然に消滅したことから「幻の染め」といわれていました。

多くの学生さん達が、福村先生のお話を熱心に聞き入っていました。福村先生ありがとうございました。

4月15日(火)は、京都シニア大学の1学期最初の授業日です。本日もたくさんの学生さんが、元気に出席されていました。

『万葉集』には「笠女郎(かさのいろつめ)」の歌が、29首あります。そして、そのすべてが「大伴家持(おおともやかもち)」に寄せた歌です。
これら29首の歌は、笠女郎が振られ続けても大伴家持につづけたものでした。講義中、岩田先生は、笠女郎の歌にちなんだ歌をご披露され、学生さん達を沸かしていました。

4月22日(火)、今日も朝からたくさんの学生さんが出席されていました。

本日の一般教養講座では、立命館大学講師の中村先生に「黒田官兵衛のみた洛中洛外~伏見城と城下町」というテーマで講演をしていただきました。

京都市内を観光すると、いたる所に史跡の碑をみることができます。そして、意外に知られていませんが、伏見城の周辺にも多くの戦国大名の邸宅がありました。中村先生は、京都市内と伏見区の古地図を使い、分かりやすく伏見の城下町を説明してくださり、学生さん達も熱心に先生の講義に聞き入っていました。

5月13日(火)おはようございます。今日から1学期5月の授業が始まりました。

 

安倍政権になって2年の月日が経ちました。本日は自民党の基本戦略を切り口に、日本経済がここ2年での変化はすさまじく、現在の日本は、TPP問題や原発問題、諸外国との外交問題など難問が山積みになっている状態です。小林先生にこの諸問題を、分かりやすくご説明していただきました。

本日、5月20日(火)は、毎週一度の京都シニア大学の開講日です。

本日の一般教養講座は、
テーマ:「これからどうなる、グローバル経済」
講師 :同志社大学大学院ビジネス研究科教授:浜 矩子先生

本日の講義では、大きな二つのテーマがありました。一つは「安倍政権の経済政策」、そしてもう一つは「現代社会とグローバル時代の相性の悪さ」でした。

そして、本日の浜先生の講義に、多くの学生さん達が真剣に聞き入っておられ、時々出る浜先生の安倍政権に対するジョークに講堂が沸いていました。

5月最終日、本日も朝からたくさんの学生さん達が出席なされていました。

5月27日(火)の一般教養講座は、
テーマ:「純愛と母性-長谷川伸と水上勉」
講師 :「上方芸能」発行人 和歌山大学客員教授:木津川 計 先生

本日の一般教養講座では、「幼少期に母親と生き別れた」という共通点をもっている「長谷川伸」と「水上勉」にスポットをあてました。

三歳のとき、母と生別した経験をもつ、母恋物語の名作『瞼の母』の劇作家・長谷川伸は、生涯、産みの母への思慕を抱き続けました。母の恋う心情は、女性を情欲の対象と見るのではなく、憧れや献身の対象とし、その結実が純愛の『水掛時次郎』であり、無償の『関の弥太っぺ』、そして慕情の『一本刀土俵入』でした。

一方、満9歳で若狭の生家を離れ、母と別れて京都のお寺の小僧になった経験をもつ水上勉も、母を恋う心情は女性を美化し、聖なるものとして仰ぎ眺める作家でした。これは、無き母の面影を見た故に結婚しても指一本妻に触れなかった『越前竹人形」の氏家喜助や『離れ瞽女おりん」の岩淵平太郎などにみることができます。

木津川先生が語られる、長谷川伸と水上勉が紡いだ美しい愛の作品の講義に、多くの学生さんが真剣に聞き入っていました。

本日6月最初の講義になります。学生のみなさんも暑さに負けず元気に登校されました。

6月3日(火)の一般教養講座は、
テーマ:「シニアの天文学シリーズ(1)藤原定家の天文記録」
講師 :京都情報大学院大学教授(理学博士)作花 一志 先生

本日の一般教養講座は、作花先生による天文学のお話でした。

藤原定家は『明月記』という日記を著しています。これは定家が18歳(1180年)から74歳(1235年)まで半世紀以上にわたって書き綴られたものです。

『明月記』には天文記録が百件以上もあります。望遠鏡のない時代の「超新星(新しく生まれた星)」の出現記録は世界中で七件しかありませんが、そのうち三つも記載されているのは世界に『明月記』だけなんです。

18世紀になり望遠鏡観測により「かに星雲」がおうし座に見つかりました。20世紀になってから、この星雲は膨張していることがわかります。逆算すると900年前の爆発の名残りらしいということになりました。そこでそれに該当する記録捜しが世界中で行われ『明月記』の記録がクローズアップされ、定家は世界中の天文学者の間で有名になりました。

学生のみなさんも、天文学と古典文学の以外な関連性に非常に興味深く講座を受講されていました。

今日も晴天にめぐまれる中、京都シニア大学一般教養講座が開講しました。

本日、6月10日(火)の一般教養講座は、
テーマ:「桓武天皇の『新王朝』ー真の“革命”をめざしてー」
講師 :京都シニア大学学長 京都市歴史資料館館長 井上光郎先生

本日、6月10日(火)の京都シニア大学一般教養講座は、井上学長による平安京遷都に希望を託した桓武天皇についてのお話でした。

桓武天皇の最大の功績は、都を長岡京から平安京に遷都したことでした。桓武天皇は、政治的動乱が続く中で遷都を成し遂げたことになります。そして、都を「平安」と名付けたのも、平和な日々が続くことを名前に託したのでありました。

本日も、井上学長が語られる平安王朝の政治的動乱のご説明に、多くの学生さん達が真剣に聞き入っておられました。

毎週火曜日は、京都シニア大学の授業日です。

 

本日、6月17日(火)の一般教養講座は、

テーマ:「シニアの天文学シリーズ(2)天文学珍説 竹取物語」

講師 :京都情報大学院大学  教授(理学博士)作花一志先生

 

今回、作花先生が天文学のテーマになさったのは『竹取物語』です。この物語は、原本は残っておらず、成立年・作者とも不明ですが『源氏物語』に「物語の出で来はじめの祖なる竹取の翁」という文章があることから平安初期の作品だとされています。

 

かぐや姫に求愛する「五人の貴公子」は、実在の人物もしくは確かなモデルがいると考えられています。「阿倍御主人(あべのみうし)[火鼠の袋]」「大伴御行(おおとものみゆき)[龍の首の珠])「石上麻呂(いそのかみのまろ[燕の子安貝])は古代律令制が成立した飛鳥朝の高官です。

 

そして、「石作皇子(いしつくりのみこ)[仏の御石の鉢]」のモデルとされているのは「左大臣の多治比嶋」、「車持皇子(くらもちのみこ)[蓬莱の玉の枝」のモデルは藤原不比等だろうと考えられています。

 

かぐや姫は、五人の貴公子に加えて「帝」にも求愛されます。この帝は、五人の貴公子のモデルとなった人物達が活躍した時の天皇なので、文武天皇(在位697-707)だと考えられます。

 

では、「かぐや姫は月に帰った日」はいつになるのでしょうか。かぐや姫が月に帰って行く日は持統天皇没後から文武天皇が亡くなるまで、すなわち703年(大宝三年)~706年(慶雲三年)の中秋の名月ではないかと考えられます。帝はかぐや姫がいなくなって病の床に伏し、24歳で亡くなったと考えると、この中で最も有力候補は没年の前年の706年9月26日となると考えられます。

 

作花先生が話される天文学を通して読むとく古典文学のお話に、本日も多くの学生さんが真剣に講義に参加していました。

平成26年度 第2学期(2014年7月~9月)

今日から、京都シニア大学の第2期の授業になります。

本日、7月1日(火)の一般教養講座は、
テーマ:「話すチカラ」
講師 :KBS京都ラジオパーソナリティー 武部宏先生

今回は、武部先生がテーマにされたのは「話すチカラ」です。結婚式の祝辞や発表会など、誰だってたくさんの人の前で話す機会があると思います。

そんな大勢の人前でも緊張しない喋り方をバランスよく、先生自身の体験と交えてお話くださる武部先生。7月最初の授業にふさわしく、熱気のこもったご講義でした。

蒸し暑い季節になってまいりましたね。そんな日にもかかわらず、今日もたくさんの学生さんが、出席されていました。

本日、7月8日(火)の一般教養講座は、
テーマ:「中華帝国と朝鮮-歴史から見る東アジア-」
講師 :京都府立大学文学部准教授 岡本隆司先生

19世紀から20世紀にかけて、日本は激動の時代でした。これは、朝鮮半島や中国大陸にとっても同じことでした。本日の一般教養講座は、歴史を振り返って、未来をどう考えていくかという講義でした。

今日から祇園祭の「宵々山」が始まります。これでようやく京都にも夏到来といったところでしょうか。

本日、7月15日(火)の一般教養講座は、
テーマ:「木質資源の利用は、地球を救う!」
講師 :京都府立大学 生活環境学部准教授 古田裕三先生

今回の一般教養講座では、森林が、二酸化炭素を吸収し、地球温暖化を防止するだけではなく、木材、山菜など林産物を生産し、洪水や渇水を防ぎ、おいしい水を提供してくれ、さまざまな野生動物のすみかになる等、「木の魅力」をとことん追求していくだけではなく、森林の豊かさから日本文化・西洋文化・中東文化を比較研究できる、とても深い授業でした。

京都はすっかり梅雨明けし、これからしばらく蒸し暑い日々が続きます。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

本日、7月22日(火)の一般教養講座は、
テーマ:「広がる和食」
講師 :山ばな平八茶屋 若主人 園部晋吾先生

本日の一般教養講座は、山ばな平八茶屋の若主人、園部晋吾先生に「和食」をテーマにご講演していただきました。

2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」ですが、皆さ和食ときいて何を思い浮かべますか?うどん?そば?トンカツ?和食といっても、分からないことだらけですよね。

そのような疑問を、園部先生は、一から紐とくようにとても丁寧にご解説してくださいました。

このところ、猛暑が続いていましたが、今日は比較的涼しい一日になりました。そうな涼しい中、本日も京都シニア大学は開講しました。

本日、7月29日(火)の一般教養講座は、
テーマ:「禅とグローバリーゼーション」
講師 :大本山妙心寺塔頭退蔵院 副住職 松山大耕先生

本日の一般教養講座は、大本山妙心寺塔頭退蔵院 副住職 松山大耕先生に、「禅」をテーマにご講演していただきました。

私たち日本人には、あまり実感はないのですが、実は「禅」は今世界中で大ブームになっています。そのため、松山先生は、世界各国の方々に禅を紹介することが多いそうです。その時、先生は「すべてのことをシンプルにすることが禅の教えです」と説明されるそうです。
そして、禅の教えのように、自分の考えを、シンプルに分かりやすくして本質を掴むことが、世界に共通する力になると述べられていました

ここ数日、ジメジメとした天気が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。本日も朝10から京都シニア大学の一般教養講座が開講しました。

本日、8月5日(火)の一般教養講座
テーマ:「先端の文学~おもろおまっせ、西鶴は!~」
講師 :大谷大学名誉教授 沙加戸弘先生

本日は、大谷大学名誉教授の沙加戸弘先生に「先端の文学~おもろおまっせ、西鶴は!~」と題しまして、江戸時代が生んだ文学の怪物
、「井原西鶴」について講演していただきました。

西鶴が怪物といわれる所以は、人の感情や命を「かね」で換算して表現したというところにあります。数字でかたる人の有様は、西鶴の著作『世間胸算用』にみることができます。

本日は、多くの学生さん達が「怪物:井原西鶴の世界」に聞き入っておられました。

来週の8月12日(火)は、京都シニア大学は「夏期休講」ですので、次回開講は8月19日(火)になります。

今日は、先週のひどい豪雨とは打って変わってすごく暑い日になりましたが、本日も京都シニア大学の開講日です。

本日、8月19日(火)の一般教養講座
テーマ:「知ってる?遺伝子組み換え農産物」
講師 :京都府立大学生命環境学部准教授 石嶌純男先生

本日は、京都府立大学生命環境学部准教授の石嶌純男先生に「遺伝子組み換え農産物の現状」について講演していただきました。

遺伝子組み換え作物の栽培面積は、1996年以降、世界レベルで右肩上がりの増加してきています。現在、その栽培面積は、日本の全国土面積【37.8ha(百万)】に対し【175.2(百万)】になります。

こういったように遺伝子組み換え作物の栽培が広がる理由に、「除草剤耐性(除草剤散布回数の低減)」や「害虫抵抗性(殺虫剤散布回数の低減」などがあげられます

今日は、日頃は知ることができない遺伝子組み換え作物の知識をみっち学習できる一般教養講座でした。

今朝がたの雨で、講義前は風も涼しく心地よかったのですが、講義後は一転して蒸し暑さが戻ってきました。
本日も朝10時から京都シニア大学の一般教養講座が開講しました。

本日、8月26日(火)の一般教養講座
テーマ:「シニアのためのなるほど京都学シリーズ よくわかる!<京都・美の絵画>-京都画壇を席巻した狩野派と長谷川派の対決-」

講師:株式会社らくたび 代表取締役 若村亮先生
 
飛鳥時代~室町時代では、『仏教絵画』、『絵巻物』、『水墨画』、『大和絵』を各カテゴリーごとに詳しく、安土桃山時代~近現代では、『狩野派』、『長谷川派』、『琳派』各派の盛衰をお話しいただきました。

タイトルの狩野派と長谷川派の対決は、長谷川派2代目長谷川久蔵があまりの画技の高さから狩野派に暗殺されたのでは…との興味深いお話もありました。

今回の講義では、それぞれの絵画は、美術品としての価値もさることながら、各時代を表す貴重な資料だということも再認識しました。

9月になりました。さわやかな青空の下、学生の皆さん(平均年齢75歳)は元気に登校されました。

本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養講座がスタートしました!

 

本日、9月2日(火)の一般教養講座

テーマ:「ローマになりたかったロンドン-記念碑からわかる大英帝国-」

講師:京都府立大学 文学部 教授 野口祐子先生

 

ヨーロッパの国々が国家の威厳を演出するため、その首都に古代ローマ帝国のイメージを取り入れていた中、イギリスはロンドンに、一国の首都というだけでなく大英帝国の中心としての威風堂々たるイメージを与えたかった。そのため、古代ローマ風の建築や記念碑でロンドンを豪華に演出しようという機運が高まった。
しかしロンドンはローマになれなかった。。。

 

ロンドンのアイデンティティは新しいローマか、イギリスの独自文化か。政治や行政の形、経済の状況など様々な要素が反映されている都市の姿を、19世紀のロンドンを通してわかりやすくお話しいただきました。

 

ここ京都においても、都市が外国の方々から見てどのような姿であるか、またどのようにあるべきなのかを、市民一人一人が考えてゆくことが大切なんですね。

 

イギリスのゴシック建築についても、なるほどと理解でき、新しい発見を得られた講義でした。

 

次回9月9日(火)は「今聞いておきたい、誰もが悩むトイレのこと」と題し、医療法人社団寿光会 竹腰医院 理事長・竹腰八郎先生にご講義いただきます。

先週に引き続き爽やかなお天気となりました。
本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養講座がスタートしました。
 
年齢を重ねるとどうしても心配になる前立腺のことを中心に過活動膀胱・頻尿・失禁等について分かりやすく講義をして頂きました。
頻尿の定義は、昼間8回以上、就寝時は3回以上、足のむくみは心不全の可能性あり、前立腺肥大症と前立腺がんとの違いなど興味深い内容でした。

症状チェックノートを利用して各自症状も確認しました。

結論として、症状が重くなると治療が困難になるので、尿道刺激期(頻尿・排尿後不快感)、排尿困難(尿閉)という症状があれば病院で診察を受けましょうと忠告もありました。

次回9月16日(火)は、「文学から見たアメリカの戦争観」と題し、京都府立大学文学部教授 金澤哲先生にご講義いただきます。

3連休も終わり爽やかな秋空の下、学生の皆さん(平均年齢75歳)は元気に登校されました。
本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました!

本日、9月16日(火)の一般教養講座
テーマ:「文学から見るアメリカの戦争観」
講師:京都府立大学 文学部 教授 金澤哲先生

アメリカの戦争観をリンカーンの「ゲティスバーグの演説」を紐解いて解説していただきました。

リンカーンの「ゲティスバーグの演説」において、「アメリカ」を守るため戦争と犠牲を正当化、人類初の民主主義と自由の国「アメリカ」の理念を説明、これによって戦争をきっかけとする宗教・歴史・国家理念の融合によるアメリカのレトリックが誕生したとのお話しに、なるほど!との思いでした。

これからは、いろんな方の演説を興味を持って聴くことが大切ですね。

次回9月23日(火)は、秋分の日のため休講です。9月30日(火)は、「グローバル化時代の教育と外交」と題し、同志社大学学長 村田晃嗣先生にご講義いただきます。

少し蒸し暑いお天気ですが、学生の皆さんは元気に登校されました。
本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました。

本日、9月30日(火)の一般教養講座
テーマ:「グローバル化時代の教育と外交」
講師:同志社大学学長 村田晃嗣先生

第一次世界大戦後日本が初めて大国として参加したベルサイユ講和会議に始まり、その後の日本の変化をもとに今後の教育と外交についてご講義いただきました。

特に第二次大戦後の自衛隊発足の年(1954年)にヒットした日本映画から「七人の侍」、「二十四の瞳」、「ゴジラ」をピックアップして当時の日本人の心の動きを分析された点は斬新に感じました。

教育と外交については、早期評価や数字表現が難しいため、長期的なビジョンで考えていくことや、グローバル化に対応するためには、「世界の大学ランキング」に影響されることなく、色んなタイプの大学を作り留学生の質を高めていく点、そして専門教育よりもむしろ一般教養が社会に出てからの個人のモチベーションの維持、さらに変化に対応していける人間を育てるなど興味深いお話でした。

一般教養やはり大事だと感じました。

次回から3学期になります。
10/7(火)は「万葉集~恋の歌(4)」と題し、歌人の岩田晋次先生ににご講義いただきます。

平成26年度 第3学期(2014年10月~12月)

すっかり秋らしくなり、爽やかなお天気のもと学生の皆さんは元気に登校されました。
本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました。

 

本日、10月7日(火)の一般教養講座
テーマ:「万葉集~恋の歌(4)」
講師:歌人 岩田晋次先生

 

中臣朝臣宅守(なかとみのあそんやかもり)と狭野弟上娘子(さののおとがみのおとめ)との相聞歌から、二人の心情や時代背景などを紐解いていただきました。

歌の解説をもとに、この時代に越前流刑に処された男と都(平城京)に留まった女との歌を介しての遣り取りとしては、出来過ぎている点を編者大伴家持が巧妙に編集しているかもしれないとの推察や、なぜ宅守は越前流刑になったのか、またどのようにして、いつ都に帰ってきたのかなどの謎解きをしていただきました。

63首の相聞歌の中で、女性の歌は感情のこもった作品が多く見受けられ、圧倒されるような力強さを感じました。

歌を知り、歴史から時代を知り、自分なりに謎解きをしていく、こういうことが大事なんですね!

 

次回10月14日(火)は、学園文化祭作品展準備のため休講です。10月21日(火)は、「徳川社会と日本の近代化①・吉宗の享保改革と近代化の始動」と題し、国際日本文化研究センター教授 笠谷和比古先生にご講義いただきます。

雨上がりのどんよりとしたお天気ですが、学生の皆さんは元気に登校されました。
本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました。

本日、10月21日(火)の一般教養講座
テーマ:徳川社会と日本の近代化①吉宗の享保改革と近代化の始動
講師:国際日本文化研究センター教授 笠谷和比古先生

江戸幕府第8代将軍徳川吉宗のあまり知られていない功績やその功績がその後の日本に及ぼした影響を講義していただきました。
当時非常に栽培の難しかった朝鮮人参を約25年かけて栽培成功させた事に始まり、薬草についてオランダの書物からダイレクトに翻訳をさせたことによる蘭学勃興、蘭学隆盛によりヨーロッパの新鮮な情報が入りやすくなり、幕末列強により植民地とされることなく日本の近代化の礎を築いたことなど、「暴れん坊将軍」の偉大さを思い知る一日でした。

改めて歴史を学ぶことの大切さを感じました。

次回10月28日(火)は、「生き生きシニアライフと食」と題し、京都府立大学教授 大谷貴美子先生にご講義いただきます。

昨日から冷え込み少し肌寒いお天気ですが、学生の皆さんは元気に登校されました。
本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました。

本日、10月28日(火)の一般教養講座
テーマ:生き生きシニアライフと食
講師:京都府立大学教授 大谷貴美子先生

高齢期に起こる喪失体験や栄養を摂取するための楽しく食べられる環境づくり、五感を駆使し脳を活性化させる調理の勧めなど、サクセスフルエイジングのための方法をお話ししていただきました。

健康・友達・お金・知恵・趣味・家族関係・生活技術の7つの貯蓄、快眠・快食・快談・快笑・快便・快尿・快歩の7つの快によりサクセスフルエイジングを獲得しましょう!との非常に興味深いお話でした。

年齢を重ねることにより、誰もが避けては通ることができない問題を正面から向き合い考えることの大切さを教えていただきました。

11月4日(火)は、学園文化祭の振替休講になり、次回は11月11日(火)「時事経済の見方について~アベノミクスの第2ステージ~」と題し、時事経済研究所 所長 小林敬三先生にご講義いただきます。

秋晴れの中、少し寒さを感じさせるお天気ですが、学生の皆さんは元気に登校されました。
本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました。

本日、11月11日(火)の一般教養講座
テーマ:時事経済の見方について-アベノミクスの第2ステージ-
講師:時事経済研究所所長 小林敬三先生

時事経済の見方について、アベノミクスを中心にご講義いただきました。

 

アベノミクス第1の矢(金融緩和)、第2の矢(財政出動)、第3の矢(成長戦略)の解説、シリア・イラクでのイスラム国の活動やウクライナ・香港の政情不安、その他日本・アメリカ・中国・ヨーロッパ経済の現況、特殊詐欺の予防などについてお話しいただきました。

 

小林先生も一般教養と心の大事さを説いておられ、改めて内面を磨くことの大切さを知らされました。

次回は11月18日(火)「徳川社会と日本の近代化②~ロシアの南下と北方領土問題~」と題し、国際日本文化研究センター教授 笠谷和比古先生にご講義いただきます。

朝方小雨が降る寒いお天気ですが、学生の皆さんは元気に登校されました。
本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました。

本日、11月18日(火)の一般教養講座
テーマ:徳川社会と日本の近代化②~ロシアの南下と「北方領土」問題
講師:国際日本文化研究センター教授 笠谷和比古先生

幕末の日露和親条約締結の際の勘定奉行・川路聖謨(かわじとしあきら)の活躍、ゴロウニン事件での豪商・高田屋嘉兵衛の活躍など「北方領土」問題を絡めてご講義いただきました。

江戸時代に能力主義による人材登用を確立したのが10/21前回講義の主人公8代将軍吉宗であり、その能力主義により農民から勘定奉行まで出世した条約締結全権の川路聖謨であることを考えれば、やはり吉宗の偉大さそして、外交政策に尽力した江戸時代があったからこそ今の日本があることを痛感しました。

次回は11月25日(火)の一般教養講座は、都合により「世界のお茶と京都の茶業」京都府立大学教授本杉日野先生から急遽変更となり、「国家間の競争 経済発展の道筋」と題し、京都府立大学公共政策学部教授 大島和夫先生にご講義いただきます。

朝方より激しい雨の降る中、学生の皆さんは元気に登校されました。

本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました。

 

本日、11月25日(火)の一般教養講座
テーマ:国家間の競争 経済発展の道筋
講師:京都府立大学公共政策学部教授 大島和夫先生

 

国家の経済力の指標であるGDPでの解説では、内閣府発表の数字を額面通り受け取ってはいけないことや、tax havenに対する世界の批判、アイスランド・アイルランド・南欧諸国などの財政破綻によるEUの危機、またそれを教訓に日本はどのような道を選べば良いのか・・・TPP参加は正しいのか?間違っているのか?日本の農業は生き残れるのか?1960年代に国際競争力をつけた自動車産業のようになれるのか?

 

これからの日本の未来、一人ひとりが真剣に考えなければいけない局面であることを痛切に感じました。

 

次回は12月2日(火)「徳川社会と日本の近代化③・尊王攘夷運動と日本の近代化」と題し、国際日本文化研究センター教授 笠谷和比古先生にご講義いただきます。

 

冬本番を思わせる寒い朝となりましたが、学生の皆さんは元気に登校されました。

本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました。

 

本日、12月2日(火)の一般教養講座
テーマ:徳川社会と日本の近代化③~尊王攘夷運動と日本の近代化~
講師:国際日本文化研究センター教授 笠谷和比古先生

 

本日は、幕末の尊王攘夷論や開国派を取り上げ、ステレオタイプの歴史観に一石を投じるべく興味深いご講義をしていただきました。

 

通常の歴史ではネガティブに見られがちな水戸学派、中でも会沢正志斎の「新論」の内容の素晴らしさに触れ、薩英戦争や下関外国船砲撃・四国連合艦隊報復砲撃について、通常語られている歴史とは違う真実の歴史をご講義いただきました。

 

歴史においてその時の状況を把握して、既存の歴史観に惑わされることのないように本質を理解することの大切さを教えていただきました。

 

次回は12月9日(火)「蒔絵筆は、ねずみのわき毛ー京蒔絵は知恵の結晶ー」と題し、京都美術工芸大学教授 下出蒔絵司所代表 下出祐太郎先生にご講義いただきます。

少し寒さも和らいだお天気の中、学生の皆さんは元気に登校されました。

本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました。

 

本日、12月9日(火)の一般教養講座
テーマ:蒔絵筆はねずみのわき毛ー京蒔絵は知恵の結晶ー
講師:京都美術工芸大学 下出蒔絵司所代表 下出祐太郎先生

 

本日は伝統工芸の京蒔絵について、道具から制作方法まで詳しくご講義いただきました。


国産の漆は、国内需要の2%程度であることや、タイトルにもある「ねずみのわき毛」で作る蒔絵筆がねずみの減少により高額になっているなどあまり知られていないお話しをしていただきました。

 

また、イエズス会宣教師は、宗教用具を蒔絵で作成させたり、マリーアントワネットの遺品に蒔絵があったり、海外では「日本=蒔絵」と評されるほどの人気があったようです。

 

日本の伝統工芸の技術力の高さを再認識しました。

 

次回は12月16日(火)「平成26年の10大ニュース」と題し、京都新聞社論説委員 十倉良一先生にご講義いただきます。

今年最後の一般教養講座は生憎お天気は雨となりましたが、学生の皆さんは元気に登校されました。

本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました。

 

本日、12月16日(火)の一般教養講座
テーマ:平成26年の10大ニュース
講師:京都新聞社 論説委員 十倉良一先生

 

本日は、今年起きた大きな事件をもとに講義をしていただきました。

 

京都新聞論説委員室の番付は、海外では、「ウクライナ危機の深刻化」、国内では、「集団的自衛権の行使容認を閣議決定。立憲主義から逸脱と批判高まる」が一番のニュースでした。

「ウクライナ危機の深刻化」では、冷戦時代とは異なった欧米諸国とロシアとの対立。「集団的自衛権の・・・」では、憲法を重視した政治をするべきであり、今回の選挙の結果、改憲に必要な議席を獲得したので正々堂々と改憲をして集団的自衛権を行使できるようにした方が良いのでは?等、日本の未来について考えさせられるご講義でした。

 

次回は1月13日(火)「表日本だった日本海ー古代東アジアの国際環境ー」と題し、京都シニア大学学長・京都市歴史資料館館長 井上満郎先生にご講義いただきます。

平成26年度 第4学期(2015年1月~3月)

今年最初の授業、少し寒いお天気の中、学生の皆さんは元気に登校されました。

本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました。

 

本日、1月13日(火)の一般教養講座
テーマ:表日本だった丹後半島ー古代東アジアの国際環境ー
講師:京都市歴史資料館館長・京都産業大学名誉教授・京都シニア大学学長 井上満郎 先生

 

本日は古代の山陰・北陸など日本海に面した地方のお話をしていただきました。

 

日本書紀より、垂仁天皇が妃として丹波から5人の女性を呼び寄せた中に竹野媛なる丹後半島竹野出身と思われる女性がいたこと。農地が少ないのに4世紀から5世紀の丹後半島に規模の大きな古墳群が存在したのは富と権力があったことを証明している点、浦島太郎や徐福の伝説など、古代丹後半島を含む日本海側は表日本と言うことですね!


今回も史実や史書を紐解き歴史の謎解きをする楽しさや大事さを教えて頂きました。

 

 次回は1月20日(火)「光は曲がる、宇宙の虚像ー我々が見ている宇宙は実像か?」と題し、京都情報大学院大学教授 理学博士 作花一志先生にご講義いただきます。

本日は1月にしては暖かいお天気の中、学生の皆さんは元気に登校されました。

本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました。

 

本日、1月20日(火)の一般教養講座
テーマ:光は曲がる、宇宙の虚像ー我々の見ている宇宙は虚像か?ー
講師:京都情報大学院大学教授 理学博士 作花一志 先生

 

本日は、光が曲がることを凸レンズや凹レンズ、カメラと眼球の構造、プリズムで簡単に説明していただき、その後本論へと入っていきました。

 

本論に入ると、今まで聞いたことのないフェルマー(17世紀のフランスの司法書士)の原理や、これは有名ですがアインシュタインの相対性理論に基づいて光が重力によって曲がることを解説していただきました。

 

ダークマターと呼ばれる暗黒物質についてもお話しいただき、宇宙のロマンを感じる講義で、結びは「見えないけれどあるんだよ」と言う金子みすゞの詩の一節で締めていただきました。

 

 次回は1月27日(火)「食べたことある?京都の社寺と門前名物ー社寺の歴史と門前で育まれた名物の味」と題し、株式会社らくたび代表取締役 若村亮先生にご講義いただきます。

本日は先週よりも暖かく小雨の降るお天気の中、学生の皆さんは元気に登校されました。

本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました。

 

本日、1月27日(火)の一般教養講座
テーマ:食べたことある?京都の社寺と門前名物ー社寺の歴史と門前で育まれた名物の味ー
講師:株式会社らくたび代表取締役 若村亮 先生

 

本日は、京都の数々の門前名物と社寺についてご講義いただきました。

 

笹屋伊織さんのどら焼きに始まり、約20種類の門前名物やその門前を有する社寺のエピソード、祭りなどの行事についてお話しいただきました。

 

門前名物も老舗が殆どで、京都のすごさを再認識できました。

 

スクリーンに映る美味しそうな映像に講義終盤お昼前の時間には、いつも以上に空腹を感じました。

 

 次回は2月3日(火)「太平洋戦争70年目の真実①満州事変と日中戦争ーその深層の研究」と題し、国際日本文化研究センター教授 笠谷和比古 先生にご講義いただきます。

小雨の降る少し寒いお天気の中、学生の皆さんは元気に登校されました。
本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました。

本日、23日(火)の一般教養講座
テーマ:満州事変と日中戦争-その深層の探求-
講師:国際日本文化研究センター教授 笠谷和比古先生

 

 

太平洋戦争の終結から今年の夏で70年になりますが、満州事変・日中戦争のあまり語られることのない深層部分をご講義いただきました。

 

本論に入る前に、太平洋戦争終結後日本軍の兵士が加勢してオランダからインドネシア独立を助けたことや、その結果日本はオランダに結構恨まれているとの笠谷先生体験談。そして日本がインドの独立を影ながら助けたこと、且つ侵略しなかったためにインドからは好意的にみられているなど序論から興味あるお話で講義の幕を開けました。

 

本論では、昭和天皇の戦争への対応、満州事変は関東軍の謀略により始まったこと、日中戦争は偶発的な事件から始まってしまったことを史実をもとに明らかにしていただきました。

 

また、南京事件をもとに民間人・捕虜殺害などは不当な死であることや、日本軍による便衣兵(衣服を着替えた逃走兵)と民間人との見分けが杜撰であったことなどもお話しいただきました。

 

やはり、アジアの方々と理解を深めるには、間違った歴史認識ではいけないと痛感しました。

 

次回は2月10日(火)「琳派400年 その歴史と魅力」と題し、細見美術館館長 細見良行 先生にご講義いただきます。

本日は、冬らしい身が引き締まるような朝の京都でした。

当校の一般教養講座を行いました。

 

本日、2月10日(火)の一般教養講座は、

テーマ:琳派400年 その歴史と魅力

講師:細見美術館 館長 細見良行先生 です。

 

今年は、江戸時代に華やかに展開した琳派が京都・鷹ヶ峯の地で始まって400年を迎えます。

京都をはじめとする各地では琳派に関する様々な展覧会やイベントが計画されています。

 

また細見美術館は、京都・岡崎にあり、

平安時代から江戸時代を中心に、様々な分野、時代の日本美術を所蔵されています。

特に琳派や若冲など江戸時代の優品が多く、内外屈指のコレクションとして知られています。

 

今回は、その細見館長先生にご登壇いただき、琳派についてご講義いただきました。

”琳派とは”に始まり、主な作家の作品や人となり、そして国内外での琳派に対する評価など、

画像をご覧いただきながら、わかりやすく丁寧にお話しいただきました。

他では聴けないお話しも、大変興味深い内容でした。

これで、今年多く催される琳派の展覧会やイベントを、より一層楽しめますね!

 

次回2月17日(火)は、「人は何のために生きるのかーエネルギー問題の神髄ー」と題し、京都大学名誉教授・NPO法人京都エネルギー環境研究協会代表の 新宮秀夫 先生にご講義いただきます。

2月にしては少し暖かいお天気の中、学生の皆さんは元気に登校されました。
本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました。

本日、217日(火)の一般教養講座
テーマ:人は何のために生きるのか-エネルギー問題の真髄-
講師:京都大学名誉教授 ノースウエスタン大学Ph.D NPO京都エネルギー環境研究協会代表 新宮秀夫 先生

 

 

「人は何のために生きるのかーエネルギー問題の真髄ー」、このテーマから本日はかなり硬い話になるのかと思いましたが•••

 

トルストイの民話集の一編を孔子の「論語」、聖書、仏教の教えから紐解き、ドイツの作家が書いた小説「影をなくした男」を解説して、現代の贅沢な生活、消費社会に警鐘を鳴らすご講義でした。

 

次回は2月24日(火)「太平洋戦争70年目の真実②ー日米交渉と真珠湾攻撃の真実ー」と題し、国際日本文化研究センター教授 笠谷和比古 先生にご講義いただきます。

2月にしては暖かいお天気の中、学生の皆さんは元気に登校されました。

本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました。

本日、224日(火)の一般教養講座

テーマ:太平洋戦争70年目の真実②日米交渉と真珠湾攻撃の真実

講師:国際日本文化研究センター教授 笠谷和比古先生

 

 

太平洋戦争の終結から今年の夏で70年、日米交渉と真珠湾攻撃の真実を色んな角度からお話ししていただきました。

 

日中戦争勃発後、欧州大戦が始まり、日本の外交の失策もあり、アメリカとの関係が険悪になる中戦争は避けることは出来なかったのか•••

 

アメリカの経済封鎖により、日本軍は北進から、エネルギーを求めて南進に転換、これが太平洋戦争の引き金と言われておりますが、真珠湾攻撃約1ヶ月前に日米交渉乙案が無線傍受されアメリカ側に漏れており、その内容を元に作成したアメリカの暫定協定案を中国が頑なに反対したため状況打開には至らなかったことはあまり知らされていない史実です。

朝方少し肌寒いお天気の中、学生の皆さんは元気に登校されました。

本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました。

本日、33日(火)の一般教養講座

テーマ:太平洋戦争70年目の真実③太平洋戦争の終結-原爆はなぜ投下されたか?!-

講師:国際日本文化研究センター教授 笠谷和比古先生

 

 

太平洋戦争の終結から今年の夏で70年、太平洋戦争序盤から終結までを事実をもとに真実に迫った講義をしていただきました。

 

日本は真珠湾攻撃の成功に始まり太平洋戦争序盤優位に立っている中、昭和天皇から終戦検討の指示が出ていたことや、ミッドウェー海戦で戦局が一変し、日本から講和を持ち込める状況ではなくなったこと、ルーズベルトは無条件降伏を日本に飲ませるために効果的に原爆を使ったことなど大変興味深い講義内容でした。

 

「無条件降伏」が軍事上の用語・概念であり、国家に対する終戦条件に適用するには無理があることや、ヤルタ会談の秘密協定により、ルーズベルトに参戦を促されたソ連スターリンが、日ソ中立条約を破棄して終戦間際に対日戦に参加したこと、対日戦参加の見返りとしてルーズベルトから終戦後はサハリン南部と千島列島をソ連に返還する密約があったことなど、日本人として知っておくべきことが満載のお話でした。

 

本日は3回シリーズの最終回となり、事実を知って真実を知りましょう!との先生のコンセプトが伝わってくる講義でした。

 

朝方霙が降る寒いお天気となりましたが、学生の皆さんは元気に登校されました。

本日も朝10時、京都シニア大学の一般教養がスタートしました。

 

本日、3月10日(火)の一般教養講座

テーマ:心に残る俳優たち

講師:映画監督・脚本家 中島貞夫 先生

 

本日は、千葉に生まれ高校・大学と東京、東映入社後は京都にお住まいになった中島監督に映画、俳優についてご講義いただきました。

 

稲畑勝太郎氏によってシネマトグラフが輸入され、明治末には京都で映画製作が開始されており、太平洋戦争後の日本では、GHQより「仇討映画」「チャンバラ映画」は禁じられていたため、「羅生門」「雨月物語」などの作品を製作した結果、海外の映画祭で受賞したと言う面白いお話もありました。

 

俳優については、やはり昨年お亡くなりになった高倉健さん、菅原文太さんのお話が中心になり、お二方のエピソードを聞いていると本当に俳優になるべくして生まれてこられたんだなぁ…と感心させられました。

また、中島先生は片岡千恵蔵さんのことを「御大(おんたい)」と呼ばれて、非常に尊敬する器の大きい俳優さんであり、当時の風評(非常に尊大である)を否定するエピソードも披露していただきました。

 

もっともっと邦画を見なければ!と言う気持ちにさせる楽しいご講義でした。

 

次回は4月14日(火)入学式記念講演「能への誘い、その学び」と題し、能楽師・重要無形文化財・能楽(総合指定)保持者 吉田潔司先生にご講義いただきます。

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